企業動画の制作を始める際に、あなたは相当なプレッシャーを感じませんか?

そう、近年では各企業が実にユニークなPR動画を制作(企業PR動画において参考にすべき20の事例はコチラしており、その話題性からちょっとしたニュース記事として取り上げられるぐらいにメジャーな存在になりました。

ではいざ制作するとなった際、セット・機器・スクリプト等…多くの向き合うべきポイントがありますよね。一体どこから始めるべきか?と頭を悩ませてしまうかもしれません

そんな悩めるあなたに、話題となった企業動画から見えてくる、企業PR動画のポイントをまとめてみました

ここで紹介する動画は、(決して派手なつくり込ではありませんが)各部門において受賞歴のある企業が制作した話題性のある動画です。それら動画を解析することで、企業動画を制作する際のポイントとして方向性を迷わずに絞り込むことができるでしょう。

この記事を読み終えればきっと、会社動画の制作に関する考え方が変わるに違いありません。

eラーニング部門:受賞動画

この企業動画では、ドラマ性・リーダーシップの洞察・ケーススタディを通じて、新しい人材・スキル・能力開発の誘発を、eラーニング(インターネットを利用した学習形態)によってサポートする、というサービスを表現しています。

伝えたい概要

モバイルテクノロジーとアプリは、eラーニング配信の基盤となっていることは明らかです。そこから先の新しい未来に進むため、インタラクティビティによりプロセスを通じて私たちを導き、進捗状況を測定し、私たちの旅の次のステップを実行するよう促します。(動画より解析)

ポイント

新しい世界をeラーニングで提供しつつ、充分に作り込まれたビデオコンテンツはまだまだ必要性ある、という「新旧の融合」を謳っています

採用部門:受賞動画

この企業の採用動画から感じられるのは、人種を超えた様々なキャリア形成を重ねている卒業生達の、変わらないコミュニティの力強さです。その結束力は、困難に立ち向かうために充分なバックアップとなれることを表現しています。

伝えたい概要

最高の卒業生や経験豊富な人材を募集するためのキャンペーンを、コミュニケーションチームと緊密に協力してきた歴史を紹介。この企業動画は、キャリアを育成し、新しいスキルを習得し、個人として成長する機会についての環境を提供してくれることを伝えています。(動画より解析)

ポイント

これまでの豊富な卒業生たちによる実績を存分に紹介することで、このサービス利用者に安心感を与えています

HSSE部門:受賞動画

この企業のビデオコンテンツは、新しい職員・現場で作業する請負業者・安全運転・高所での作業・個人の安全、といった、HEESに関するポイントをまとめてわかりやすく紹介しています。(有効なコンテンツから学ぶ社員教育動画6つの制作実例はコチラ

伝えたい概要

H:社員の健康を守る
S:事業活動における安全を確保する
S:企業活動に関わる不測の事態を回避する(危機管理)
E:環境を保全することが会社が果たすべき社会的責務である

このように、安全に作業して事故を防止しリスクを軽減することは全てのお客様にとって第一の優先事項と言え、それらを最優先に考えているコンセプトを伝えています。(動画より解析)

ポイント

この企業の、安全性におけるトリートメントと創造的なアプローチは、グラフィックスやアニメーションを使用したシンプルなプロセスビデオ、そして面白くドラマチックな構成から、関係者インタビューまで、実に幅広く構成を変化させています

表彰アカデミー部門:受賞動画

この企業動画は実にシンプルで、授賞式や表彰プログラムを通じて、個人やチームの偉大な業績を表現するコンテンツです。

伝えたい概要

受賞するまでの経緯と、それらに携わったスタッフ・撮影準備・プロダクションとの関係性等、関係者のインタビューを交えて紹介しています。様々な人たちの力によって受賞したという結束力をアピールしています。(動画より解析)

ポイント

受賞までのストーリーを伝え、成功とその過程を共有しています。オープニングとクローズドモンタージュの制作スタッフ、イベントのセレモニーのための手配メンバー、グラフィックチームといった陰で支えるメンバーをしっかりと紹介することで、スタッフと幅広い組織の間での信頼関係を分かち合うことができています

CSR部門:受賞動画

企業は利益追求だけに走るのではなく、その影響力に責任を持つ必要があります。

この企業PR動画から感じ取れるのは、あらゆるステークホルダー(利害関係者:消費者、投資家等、及び社会全体)からの要求に対して適切な意思決定をする、そんな責任を感じ取れるコンテンツです。

伝えたい概要

企業が倫理的観点から事業活動を通じて、自主的(ボランタリー)に社会に貢献する責任。この企業のスタッフが自分の役割を果たすことに真摯に向き合い、英国と世界の両方でどのような活動をしているのか、を伝えています。(動画より解析)

ポイント

実際の関わりある関係者の活動にスポットを当て、インタビュー形式で構成しています。しかしその撮影方法は多岐にわたっており、カメラアングルや撮影手法は観る人を飽きさせない作りになっています

ファイナンス部門:受賞動画

財務報告や業績に関する企業動画は、近年動画の制作実績としてポートフォリオ展開している制作会社も多いジャンルです。目的がはっきりしているために、ここで紹介する動画のようにインタビュー形式とCGとの融合において参考となる作品が多いためです。

伝えたい概要

CEOおよび上級役員が投資家関係と社内スタッフのために四半期ごとに行った結果を報告しています。また守秘義務に関する考え方に言及していることで、更に厳格な位置付けに動画を押し上げているといえます。(動画より解析)

ポイント

冒頭のインタビューでは財務サマリーからの洞察と意見集、その後はプレゼンターの視点、更にグラフィックと、全面的に違う媒体による流れを一つに集約して構築されています

守秘義務に関して、クライアントは厳密な制作プロセスに従って遵守していることをアピールしていて、企業の安全性を押し出したイメージ作りに成功していると言えるでしょう。

企業戦略部門:受賞動画

ビジネスにおいて、企業全体・企業グループ全体に関わる戦略を動画で表現する事は、社外的にも、また社内の結束を高めるためにも非常に重要です。

この会社動画から見えてくる企業戦略は明確で、企業コミュニケーションの重要性を表しています。

伝えたい概要

社内外のどちらであっても、企業のビジョンと価値における需要なことは企業コミュニケーションである、という事を前面に打ち出しています。コミュニケーションから様々な付加価値を見出し、変化させ、ビジネスを発展させていく、という姿勢が感じ取れます。

ポイント

壮大で様々な人たちが関わっている企業において、根本的に大切なこと(ここではコミュニケーション)をシンプルに打ち出しています

そこから生み出される様々な可能性をインタビュー形式で紹介することで、このシンプルな考え方がいかに大事なことなのか、ということをより際立たせています

まとめ

話題になる企業動画において、共通ポイントが見えてきたと思います。

●組織としての形態をしっかりと打ち出す事
●これまでの歴史を要約する事
●実績や取り組みを伝える事

このようなポイントだけをみると、話題になるような企業動画にならない気がする…と思いますか?

しかし、実際はこれら基本的なポイントを守ったうえで企業動画を制作することで、しっかりとサービスが伝わり、説得力が出てきます。そこから、「面白い、刺激的な、心温まる」といったコンセプトを色付けすることで、魅力的で話題性のある企業PR動画になっていくことでしょう。